(大城様(21才)龍谷大学三回生 2015年8月 ESE校 GE20, PADI Advanced Divingコース)
私はマルタに短期語学留学として約1ヶ月間行きました。
語学留学するからにはもちろん語学を学ぶ事がメインですが、日常の生活でも楽しめる場所に行きたいと考えていました。
わたしは海が大好きで、ぜひ留学先でスキューバダイビングをしたいと思っていました。海が素敵な場所はないかな、と留学先を探していたところ、友人からマルタの話を聞きました。
インターネットで調べてみるとマルタはとても海が綺麗で、スキューバダイビングでは沈没船を見る事が可能だと言う事がわかりました。
しかし、マルタ留学への決心をするのに、治安はどうなのか、というのが大きな問題点でした。今回、留学の手続きをお願いしたパノラマさんに現地からの状況報告をしていただき、信憑性も高いと判断し、母親を説得してマルタ留学が決定しました。
ダイビングでは、歴史に取り残されて海底に沈んでいる船を見る事が出来て感動しました。ライセンス取得後は、午後の自由時間は友人たちと学校の提携していたビーチクラブで音楽を聴いたり、学校の宿題をしたり、お昼寝をしたりしてのんびりと過ごしました。
休日にはマルタ本島の近くにあるゴゾ島、コミノ島へ行きました。
コミノ島のブルーラグーンは必見です。船の底がはっきりと見えるくらいに透き通った海に入り、疲れたらビーチパラソルの下で読書を楽しみ。本島にマルタでよかったと思える瞬間でした。
ちなみに読んでいた本の一冊は村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」です。
この本にはマルタが登場します。
この小説に出て来るキーワード「水の流れ」もマルタ島との関わりがみえる部分もあり、マルタ島で読むのにぴったりな作品です。
治安については、聞いていた通りとても安全でした。
もはや日本よりもいいのでは、と思うような場面もありました。もちろん基本的に貴重品や大金は持ち歩かない、女性が夜中に一人で外を歩かない、などの注意はそれなりに必要だと思います。
このように天気も良し、食事も良し、自然も良し、遺跡も良しのマルタは私にとって、とても肌の合う国でした。一ヶ月ではとても物足りなくて、これからの人生の中でもう一度必ず訪れる事、間違い無しの場所になりました。
今、留学先にマルタを迷っていらっしゃる方がいましたら、是非一度訪れる事をおすすめします。
夏場の緩やかな時間の流れを感じ、爽やかな海の匂いを味わいながら過ごせる最高の場所です。
その中で語学を学んでみるのもいいのではないでしょうか。